Full Moon Rounding Around

 

立春の満月。

月を見ていても、体に触れていても、香りに触れていても、居場所も、今という瞬間も、そして自分自身の心も、本物だと思えるもに変わらないものは何もない。全て、輪という最も美しい形を描きながら、変わっていく。月の巡回、女性らしいしなやかな身体、香りの変化から思い出への昇華、地球というひとつの球体の村、落ち着きのある時間、愛する心。輪、円、といった形は、終わりのない変化を可能にする。

今日の月は、不思議な色。この色も、これまでの変化の結果であり、変化するプロセスそのものである。

 

満月の日は静かにしたほうがいいというので、夜は走ることもヨーガもしないでそんなことを考えて。